2021年3月10日水曜日

失礼しました、すでにハンノキ花粉飛散でした。花粉症に対する初期療法について

 先週あたりから鼻水、くしゃみの受診が増えてきまして、雪解けに伴う車道周りの粉塵、PM2.5や寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)であろうと説明していたのですが、どさんこワイドの天気予報みて、北海道立衛生研究所 (pref.hokkaido.jp) のHPを久々にみてみると、すでに3/4-5あたりにはハンノキ花粉飛んでいたらしいです。失礼しました。

去年は3/14頃にはコロナの影響でイオン発寒店休業もあり、マスク不足もこの頃でした。変異型が今後増えることが予想されるので油断は禁物です。

鼻水・くしゃみと気道過敏に伴う咳の予防には、今の時期こそ花粉症に対する初期療法が有効です。抗ヒスタミン薬などを花粉が飛散する直前から服用すると、症状を軽くしたり、花粉量が少ないシーズンだと症状そのものが出ない、または症状が出るのを遅らせる効果が期待できます。毎年当院に受診している方でだいたいこの薬が自分に合っているという方は、電話診療による処方(最大30日分)も可能です。

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