2014年10月17日金曜日

鼻水と咳 黄色い? 緑色? 白?


タイトルどおりですが、最近は鼻水、咳の患者さんが多いです。
診察の際に、鼻水の性質(黄色い、緑色、白、透明など)を伝えていただくことは診断の上でとても大切です。問診票もありますし、私も診察の際に聞きますので、落ち着いて伝えてください。

ちなみに、咳嗽(セキ)のガイドラインというものもありまして、副鼻腔炎(ちくのう)アレルギー胃食道逆流(≒咽喉頭逆流)も原因の一つとなります。
右の鼻から白い鼻水(ねっとり)でてます
向かって左のほっぺたのところが白いです(右の副鼻腔炎)

2014年7月9日水曜日

プール学習と中耳炎

「夏」という感じの天気だったり、夜、窓を開けて寝ると鼻グズになったりと気温変化がそれなりにありますよね。小学校では、プール学習が始ったりしてます。
よくある勘違いとして、プールの水が耳に入って中耳炎になると思っている方が意外に多いです。実のところ、鼻つまり、鼻すすりに伴って、汚い鼻水が運悪く耳に入って中耳炎になるのがほとんどです。というわけで、アレルギー性鼻炎の人は特に中耳炎のリスクが高くなりますし、水浴び程度なら問題ないですが、「潜る」となると耳への負担が大きくなるわけです。

中耳炎になりそうな鼓膜の状態は、カメラなどでお見せすること可能ですので(時間に余裕があればですが・・・)、気軽に受付時・診察時に聞いてみてください。

プール学習がOKかどうかは、薬を飲みながらプール学習する人もいますので、耳・鼻の状態を説明の上、判断することになります。

2014年5月26日月曜日

運動会シーズンとイネ科花粉

ごう耳鼻咽喉科クリニック 院長です。 
5月も末ですね。
札幌市内では5/31や6/7に運動会がおこなわれる小学校が多いようです。
 
シラカバ花粉の飛散自体は落ち着いてきましたが、まだまだ鼻症状や咳など上気道の過敏性が残っている患者さんが多いです。
シラカバも例年より早めの飛散だったので、今年はシラカバの次のイネ科花粉 がちょうど運動会シーズンに飛びそうです。 
特に風のつよい場合はマスクなどして気をつけましょう。早めに抗アレルギー薬を内服しておくのも効果的です。

2014年4月26日土曜日

シラカバ花粉 いよいよ

札幌市西区発寒7条12丁目 発寒クリニックビル2F イオンモール札幌発寒 南側駐車場すぐそば 通称 「ごう じび」   ごう耳鼻咽喉科クリニック 院長です。  

このところはハンノキなのか、空気の汚れなのか寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)なのか、ハナグズグズの人が増えてきましたが、実はもうシラカバ花粉飛散予測が出てます。

なんと、あす4月27日らしいです。しかも例年より多いらしいです。
鼻粘膜のダメージが出来上がってからでは薬の効果も弱いので、飛散の1週前からの初期療法が有効といわれています。お早目にお越しください。

2014年4月5日土曜日

ハンノキ花粉 鼻グズグズ


2週ほど前から、鼻グズグズの人が増えてきたような気がします。
インフルエンザウイルスのときもご案内しましたが、
北海道感染症情報センターのHPから、下記のような感じで流行の状況がわかります
   http://www.iph.pref.hokkaido.jp/pollen/hannnoki/hannnoki.htm
 雨が降った日の翌日、天気が良くて風が強いと、地面にたまった花粉・アレルゲン・粉じんがまき上がるのと花粉飛散量アップの影響(ダブルパンチ!!)でくしゃみ、鼻水の症状は強く出ます。毎年この時期体調を崩す方はマスク欠かせませんので気をつけましょう。

2014年2月26日水曜日

発寒皮膚科クリニックさん 3月10日にオープンします!!

札幌市西区発寒7条12丁目 発寒クリニックビル2F イオンモール札幌発寒 南側駐車場すぐそば 通称 「ごう じび」  ごう耳鼻咽喉科クリニック 院長です。

タイトル通りですが、うちのお隣に発寒皮膚科クリニックさん http://www.hassamu-hifuka.com/ 3月10日にオープンします!!

院長の飛澤(とびさわ)先生は、頼りになるやさしい先生です。楽しみですね。

2014年2月5日水曜日

アレルギーの採血(食物)について

最近は「食物アレルギー」ということばをよく聞くようになりましたね。発症が乳児・幼児期が多いので小児科を受診する方が多いとは思いますが、アレルギー性鼻炎・花粉症は学童期に増えてくるので、耳鼻科でもよく質問されます。もちろん当院でアレルギー検査(採血)を希望される方もいらっしゃいます。

院長はアレルギー専門医の資格もあり、継続的に勉強してますが、よくお話しするポイントとしては、
1) 一般的に、鶏卵、牛乳、小麦、大豆アレルギーは耐性獲得(3-5歳くらいになって食べられるよ  うになる)しやすい。
2) そば、ピーナッツ、ナッツ類、甲殻類、魚は耐性獲得しにくい。
3) すぐ症状の出るもの(即時型:下の図)、運動してから出るもの、花粉症と関係するものなど、いろいろなタイプがあること
日本小児アレルギー学会のHP http://www.jspaci.jp/jpgfa2012/chap02.html がよくまとまっていると思いますので、参考にしてください。

2014年2月4日火曜日

@夜間急病センターにて

院長は札幌市医師会・札幌市耳鼻咽喉科医会にも入っていますので、たまに大通
西19丁目の夜間急病センターの当番にもあたります。
今回は3カ月ぶりで、一昨日が当番でした。
まあ混んでいたのですが、皆さんにお伝えすべき情報としては・・・
・19時から23時までの間だけで、2/1、2/2は連日200人 近く来てたようです。
発熱がやはり多いようです。
ちょっと変わったインフルエンザ(B型)の人もいました。
 例1) 午前からおなか痛いがあったが、夕方から鼻血が出たので来院。
     検査したらインフル。
 例2) 37度前後で発熱ないが、耳痛いので来院。鼓膜異常なく、くびのリンパ節の腫れと     痛みあったので検査したらインフル。
まずは耳垢が溜まっていると中耳炎かどうかもわかりません。発熱の原因はたくさんあるので耳もチェックしましょう