2015年6月26日金曜日

鼻炎とプール、水泳のお話

製薬会社の方は、薬の安全性や最新の情報などを定期的に教えてくれるのですが、たまにこれは!というようなわかりやすいパンフレットなどを提供して頂けることがあります。

今回はアレルギー性鼻炎と水泳のお話ということで、
鼻の症状を悪くするものとして、①プールの水が刺激になる、②消毒薬の濃度が濃い場合に刺激になる、③温度・湿度の差には注意が必要、④泳ぎ方の影響 などが書かれてます。在庫なくなったらごめんなさい。一部抜粋です。

もちろん、鼻が悪いと耳にも悪影響ですのでお忘れなく。

2015年6月8日月曜日

中耳炎 比べてみました


さる5/28(木)に母校の札医大4年生の耳鼻科講義に行ってきました。内容は中耳炎ですが、講義室も新しくなり、私の学生のころに比べてまじめに聞いてくれていました。
最近(この1週間くらい)、急に寒くなってダラダラ鼻水から中耳炎になってしまう子供も大人も多めです。当院は時間に余裕があれば(このところ土曜は難しいかもしれませんが・・・)状態をお見せして、治療を進める方針ですので、ご相談ください。

テレビの音がおおきいなど、ずっと鼻が詰まっている子供に多い中耳炎です。

腫れのタイプや細菌の種類によって抗生剤を使い分けたり、切開などの処置をしなければなりません

真珠腫といって、中耳炎治療をなんとなく自分の判断でやめちゃうとこうなることもあります

2015年4月30日木曜日

シラカバ ピークですね

シラカバ花粉の症状の方が多くいらっしゃってます。<図:道立衛生研究所のHPより>
鼻の粘膜の状態をみて薬の種類を選択する(できる?)のは耳鼻科だけです。

黄色や緑色の鼻の鼻水の場合や頭痛を伴う場合などは、いわゆるアレルギー・花粉症の薬のみでは治りませんので、受診時にお知らせください

2015年4月8日水曜日

春の花粉症

早めに抗アレルギー剤(抗ヒスタミン)内服すると、症状の悪化の程度を抑制できるため、早めに受診される方が多いです。例えるならアレルギーベースの人は火が引火しやすい状態なので、燃え広がる前に治療ということですね。
まだシラカバの本格飛散はみられないようですが、ハンノキの飛散も早かったので、例年より早いと思われます。桜の咲くころ、より早めに受診しましょう。
道立衛生研究所のHPより
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/pollen/sapporo/sapporo.htm

2015年3月22日日曜日

臨床検査技師さんの講義

去る3月15日(日)に、臨床検査技師さんの講義に行ってきました。内容は嗅覚検査と味覚検査でした。
みなさん国家試験に合格して現在も活躍されている方たちですが、厚労省の法改正で技師さんのできることが増えるため今回の講義をおこなうという趣旨でした。

臨床検査技師さんのお仕事は、多岐にわたっていて、採血、脳波や筋電図、呼吸機能検査や超音波検査、細菌・ウイルス検査、輸血検査生殖医療などなど・・・多岐にわたるのですね。
当院では院長や看護師が一人何役もこなしますが、臨床検査技師さんという仕事も、今後どんどんニーズが増えていく職種なのでしょうね。
 わたしも日本臨床検査技師会さんのHP http://www.jamt.or.jp/ をみて参考になりました。

2015年1月30日金曜日

<重要>4月からの診療時間の変更

すでにHPや予約システムのお知らせのほうにも掲示していますが、4月1日から診療時間が変更になります。
18時以降しか来られない方、土曜午後しか来られなかった方には誠に申し訳ないのですが、うまく予約システムを活用して頂ければと思っております。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。

2014年10月17日金曜日

鼻水と咳 黄色い? 緑色? 白?


タイトルどおりですが、最近は鼻水、咳の患者さんが多いです。
診察の際に、鼻水の性質(黄色い、緑色、白、透明など)を伝えていただくことは診断の上でとても大切です。問診票もありますし、私も診察の際に聞きますので、落ち着いて伝えてください。

ちなみに、咳嗽(セキ)のガイドラインというものもありまして、副鼻腔炎(ちくのう)アレルギー胃食道逆流(≒咽喉頭逆流)も原因の一つとなります。
右の鼻から白い鼻水(ねっとり)でてます
向かって左のほっぺたのところが白いです(右の副鼻腔炎)